
食中毒を起こすことのあるブドウ球菌(ブドウキュウキン、staphylococcus)はグラム染色で紫色になるグラム陽性球菌で、毒素の強烈な黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)と一方は毒素の微弱なコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(coagulase-negative staphylococci)の2つが挙げられます。
近年患者数が増加している花粉症とは、森の杉やヒノキ、マツ、ヨモギなどの大量に放出される花粉が誘因となって、くしゃみ・目や皮膚のかゆみ・微熱・鼻水などの多様なアレルギー症状を発症させる病気として認識されています。
最も大きな臓器である肝臓に脂質や食物由来コレステロールが付いた脂肪肝(しぼうかん)は、脳梗塞を代表とする多様な生活習慣病の合併症の原因となる可能性が高いと考えられています。
患者数が増加しているうつ病では脳の中で分泌される神経伝達物質の「セロトニン」が足りなくなった結果、憂うつ感、なかなか寝付けない不眠、倦怠感、疲労感、食欲不振、体重減少、焦燥感、顕著な意欲の低下、「消えてなくなりたい」という希死念慮、そして重症になると自殺企図等の様々な症状が出現するのです。
H17年2月以降特保(特定保健用食品)のパッケージにおいて「食生活は主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」という注意喚起の文章の記述が食品メーカーに義務付けられた。
ポリフェノール最大の機能は水溶性のL-アスコルビン酸(ビタミンC)や脂溶性のV.E.などとは異なっていて、細胞の間の水溶性部分、脂溶性の部分、ひいては細胞膜でも酸化を防ぐ効果をいかんなく発揮するのです。
杉花粉が飛散する時に、まだ小さな子どもが体温は平常なのにくしゃみを連発したりサラサラした鼻水が出続けている症状だったなら、杉花粉症の可能性が高いといえます。
70代以上の高齢者や病を持っている方は、殊に肺炎を発症しやすくすぐには治りにくい傾向が見られるので、常日頃から予防する意識や早めの受診が大事です。
陰金田虫とは、医学的に股部白癬という名称で、白癬菌が陰嚢(いんのう)や股部、お尻などの部位に何らかの理由で感染してしまい、定着してしまった感染症のことで俗に言う水虫のことなのです。
グラスファイバー製ギプスは、ダメージに強くて軽量なのにとても長持ちし、シャワーなどで濡れてもふやけないという特長があり、今の日本のギプスの人気製品と言っても過言ではありません。
今、比較的若い世代で結核菌(けっかくきん)の抵抗力の弱い人々が多くなったことや、自己判断のために診断が遅れることに縁る集団院内感染が多くなっています。
アルコールや薬、合成着色料を始めとした食品の添加物などを分解し、無毒化する作用の事を解毒(げどく)と言い、多機能な肝臓の果たす最も重要な機能の一つだということは間違いありません。
めまいが確認できず、不愉快な耳鳴りと難聴の症状だけを何度も繰り返すタイプの事を「蝸牛型メニエール氏病(Cochlear Meniere's Disease)」というようなケースもあるようです。
吐血と喀血、いずれも血を吐くことに変わりはありませんが、喀血とはのどから肺に続いている気道(呼吸器のひとつ)から血が出ることであり、吐血は十二指腸より上部の消化管からの出血のことを指しています。
ただの捻挫だろうと決めつけて、包帯やテーピングなどで動かないように固定し、様子を見るのではなく、応急処置を終えたら急いで整形外科医に診察してもらうことが、結局は快癒への近道となるのです。
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この記事を書いた人:村山 信成 |
薬剤師をやっていた村山です。健康や運動などの情報が好きで、時間を忘れて調べ物をしたりしています。サプリメントはDHCよりネイチャーメイド派。最近、カフェにハマっていて、いろんなカフェに行っては窓辺でMacを優雅に開いてます。 |
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